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ラスベガス・ロス(ハリウッド、ユニバーサル、ディズニー)準備編04


アナハイム(ディズニー)のホテルを予約

今回の旅行での最終宿泊地、アナハイムでのホテル予約。ここでの滞在はディスニー目的なので、パークへのアクセスが重要なポイントになる。
もし予算に余裕があるなら間違い無くベストな選択はディズニー直営のグランド・カリフォルニアン。ダウンタウンディズニーから直接アクセス出来て、ディズニーランド、カリフォルニアアドベンチャー両パークに最も近く、カリフォルニアアドベンチャーには専用の出入り口もある。
次いでディズニーランドホテルだが、これくらいパークとの距離があると、ハーバーブルバード(ディスニーリゾート外側の目抜き通り)沿いにある安いホテルとさほどアクセスは変わらない。前回のアナハイム旅行ではハーバーブルバードを挟んでディズニーリゾートの入り口真ん前にあるパークビューインというホテル(モーテル)に宿泊した。連日パークとの往復で過ごす滞在だったので、この選択は悪くなかったと思う。

が、今回ハーバーブルバード沿いのパーク入り口に近いホテルをリストしてみたが、前回よりもかなり料金が高くなっている。これは旅行期間がアメリカでもサマーホリデーのシーズンと重なっている為と思われる。
そこでみつけたのがハーバーブルバードではなくウェスト・カテラ・アベニュー沿いにあるキングス・イン・アナハイム(旧スーパー 8 モーテル アット ザ パーク)というホテル。
アナハイム・ガーデンウォークというショッピングモールの隣にあり、CVS(ドラッグストア)にも至近、パークまでは徒歩10分ほど。(実際のパーク入り口までは15分ほどかかると思う)

キングスインアナハイム

パークからはハーバーブルバードを南下し、ウェスト・カテラ・アベニューに曲がってすぐ。

夏の暑い時期であることを考えるとちょっと遠いかなとも思うが、飲料やスナック等が安く調達出来るCVSへのアクセスの良さ、隣にチーズケーキファクトリーやカリフォルニア・ピザ・キッチン等の人気レストランがあること、パークへのアクセスには徒歩以外にもART(アナハイムの観光客向けシャトルバス)での移動も使えること等を考えれば悪くは無い。
何よりもこのホテルの値段が魅力的。もちろん外廊下のモーテルタイプなのでリゾート感はないが、朝から夜までほとんどパークに出掛けていることになると思うので、寝るだけと割り切れば問題はない。

kings-inn-hotel-anaheim

ホテルの入り口。アメリカによくあるタイプのモーテル。車利用の人なら1階をリクエストすれば、自室の目の前に駐車出来る。

宿泊料はホテルの公式サイトの特別プランで5泊、税、朝食込みで568ドル。つまり一泊1万円ちょい。徒歩でのパークへの移動は不可能というくらいまで離れればこの程度の値段(もしくは更に安く)で泊まれるところもあるが、徒歩移動が可能な場所で探した中では最安値。
しかしキャンセル、返金不可の特別料金なので、予約と同時にクレジットカードに全額が課金され、もうキャンセルは出来なくなる。
既にキャンセル返金不可の航空券を購入しているので、もうその辺のリスクは気にしても仕方がないと決断し、予約。万が一、旅行を取りやめなければならなくなった場合には被害が拡大するので悩む所ではあるが…。

ということでアナハイムでの宿も手配完了。
このキングス・イン・アナハイム(Kings Inn Anaheim)というホテル、つい最近に名称変更されたようで、旧名のスーパー 8 モーテル アット ザ パーク(Super 8 Anaheim Near Disneyland)での情報がまだ多い。基本的に設備等に変更はないようで、各種レビューでは室内設備や清潔さには問題はないようだ。ただ、どうやら朝食はあまり期待しない方がいい様子。

キングスイン プール

こんなプールやジャグジーも完備されている。パークに出掛けるゲストが多いので意外に空いている時間も多く、利用価値はあるかもしれない。

これでホテルの予約手配は全て完了。続けて現地でのツアー利用や、空港、ホテル、観光予定地までの移動手段を検討、手配していく。




ラスベガス・ロス(ハリウッド、ユニバーサル、ディズニー)準備編03


ロサンゼルス(ハリウッド)のホテルを予約

ロスのホテルと言えばダウンタウン地域に取る人が多いようだが、(ツアーとかでも大概ダウンタウンのホテルが使われている)ダウンタウンには特に見たいものはなく、観光の中心はハリウッド(と、ユニバーサルスタジオ)近辺になるので、ハリウッドのホテルから候補を選ぶ。
現地ツアー等を使う場合にはダウンタウンエリアのホテルで無いと追加料金がかかったりするが、我々は特に現地でツアーを使う予定はない。
ハリウッドの中心のホテルであればメトロ(地下鉄)のレッドラインであちこち行けるし、現在ではUber(ウーバー)という、観光客にとって便利この上ない移動手段もある。
メトロでは遠い、バスを乗り継がなければ行けそうもない所でも、Uberを使えば安く、早く行ける。

メトロ レッドライン

レッドラインを使えばハリウッド・ハイランドからユニバーサルシティ(ユニバーサルスタジオ)まで一駅、反対方向へ一駅のハリウッドバインには人気のトレーダージョーズ(徒歩でも行ける)も。ダウンタウン観光の中心、ユニオンステーションも乗換無し。

ユニバーサルスタジオでも丸一日遊ので、ユニバーサルでの宿泊(ユニバーサル・ヒルトンかユニバーサル・シェラトン)も考えたが、当然宿泊料が高くつくし、ハリウッド観光や他の場所の観光の際にはユニバーサルからの移動は単純に距離が長くなるだけでデメリットになる。
もしユニバーサルスタジオが主な目的であれば断然ユニバーサル・ヒルトンとユニバーサル・シェラトンは便利だ。パークまで夜遅くまで徒歩で行き来しても問題ないし、シティウォーク(ユニバーサルスタジオの目の前にある飲食、ショッピングスポット)も深夜まで治安の不安無く過ごせるし。

というこで、ハリウッド、中でも最も便利なハリウッド・ハイランド駅至近のホテルを予約することにする。この場所であればユニバーサルスタジオまでメトロで一駅、観光の中心となるチャイニーズシアター、ドルビーシアター(アカデミー授賞式会場)、ショッピングモールのハリウッド&ハイランドが徒歩圏になる。
この辺りではロウズハリウッドホテルがベスト(ハリウッド&ハイランドと繋がってる)ではあるが、かなりの高級なお値段。リーズナブルでロウズハリウッドホテル並の好立地なホテルとしてはハリウッド オーキッド スイーツとハリウッド セレブリティ ホテルがある。どちらもこじんまりしたホテルではあるが、立地の良さとサービスの良さでは定評がある。
どちらかといえばハリウッド オーキッド スイーツの方が人気がある様なので予約を試みたが、なんと3泊以上からでないと予約が出来ない。これはエクスペディアの様な予約サイトからでもホテルの公式サイトから直接でも同じだった…。時期的なことなのか、常にそうなのかは不明。
我々はハリウッドでの宿泊は2泊を希望しているので諦め、次点のハリウッド セレブリティ ホテルに最も安いレートで泊まれる直接予約(公式サイトから)で2泊手配。

ハリウッドセレブリティ

ハリウッドセレブリティはハリウッド&ハイランドの裏手にあるこぢんまりしたホテル。清潔さとスタッフのサービスの良さには定評がある。

ハリウッド セレブリティ ホテルからハリウッド&ハイランドまでは徒歩2分、ハリウッド・ハイランド駅まで徒歩5分で立地は申し分なし。2泊朝食付きで408ドル(税込みの総額)。一泊約2万円は高目であるが、ハリウッドのど真ん中ということを考えれば仕方が無い。
これより安いホテルがもう少しだけ中心から離れれば幾つもあるのだが、ハリウッド界隈は日中は全く問題ないものの、日が暮れるとちょっとヤバイ感じがしだす場所…なので、駅から歩く距離は出来るだけ短い方が良い。

ということでロス(ハリウッド)のホテル手配も完了。次はアナハイム(ディズニー)。




ラスベガス・ロス(ハリウッド、ユニバーサル、ディズニー)準備編01


ラスベガス、ロサンゼルス往復航空券の手配

今年の夏休みは約14年振りのラスベガス、ロサンゼルスと約7年振りのアナハイムのカリフォルニア・ディズニーリゾートに決定。
ラスベガスは娘が21歳(アメリカで酒とカジノが解禁される年齢)になってからと思っていたが、ショーやアトラクションだけでも十分に楽しめると思うので(実際、十分に楽しめたという旅行記も多いので)計画を前倒し。

ということでいつも通り航空券の手配から開始。

JAL(日本航空)、ANA(全日空)、デルタ航空とざっと夏休み中の料金を調べたが、やはり夏休みは総じて高い。平均的にロス乗り継ぎのベガス行きエコノミー往復(ロスでストップオーバー)で一人20万(燃油サーチャージや各種税金等も含んだ総額)前後が相場。娘(13歳)も大人料金なので約40万はかかる。
そんな中、JALで一人86,540円(もちろん総額)という格安チケットを発見。二人で173,080円は夏休みの時期としてはかなり安い。もちろん出発日と帰国日は限定されるが、7月末出発で8月2週目に帰国と、悪くない日程。他にもこの料金になる出発日と帰国日の組み合わせが数日あったが、旅行期間が短すぎと長過ぎで、ちょうど良いのが現地14泊となる今回購入する事にしたパターン。
しかしそこは訳ありで、JALで発券購入するが飛行機はアメリカン航空(AA)とのコードシェア便で、機材はアメリカン航空。(ちなみにアメリカン航空のサイトでも同一便で料金を調べたが、何故かJALで購入した方が断然安かった)行きが羽田発で帰国が成田着。
そしてアメリカン航空はチケット購入後にしか座席の確認予約が出来ない。(空席のシートマップが見られない)
とまあ、いくつか問題はあるものの、料金的には他ではあり得ないほど魅力的なので、迷わず購入。もちろんチケットのクラスは変更も払い戻しも不可という、何よりも安いチケットを優先する場合に飲まなければならない厳しい条件のもの。(まあ、いつも似た様な条件のを買っているので了解しているが、変更不可はよくあるとして、払い戻しも一切不可はかなり厳しい。一人3万円ほどの払い戻し手数料を払えばキャンセル出来るというのが多い)

JALとAA

JALとAAは同じoneworldアライアンスでコードシェア便を多く飛ばしている。マイルはどちらの便に乗っても希望の航空会社の方のマイルを貯められる。

余談だが、911前の燃油サーチャージだの何だのが無かった時代が懐かしい。その頃はラスベガス往復がオフシーズンなら5万円以下なんてチケットがたくさんあって、空港使用料や税金等、数千円を足しただけの金額で何度も往復出来ていた記憶がある…。海外旅行好きには夢の様な時代。

今回のチケットの旅程は羽田発、ロス乗り継ぎ(乗り継ぎ時間は約3時間)で同日午後にラスベガス着。1週間ベガスに滞在し、ロスへ移動、ロスで1週間滞在(ストップオーバー)して成田に帰国というもの。
乗り継ぎ便の場合(現在日本からラスベガスへの直行便はないので必ず乗り継ぎ便になる)、乗り継ぎでのストップオーバー(同日に乗り継ぎをせずに乗り継ぎ地で何日か滞在すること)は一回に限り、無料(追加料金無し)で行えるのが一般的。これは格安航空券でも変わらない。
ラスベガスへの乗り継ぎ地としてはロサンゼルスが一般的だが、他にサンフランシスコやシアトルなんてのもある。この2ヵ所ならロスで乗り継ぐのとさほど変わらない時間でラスベガスに行ける。が、もちろん乗り継ぎ時間による。2、3時間の乗り継ぎ時間なら良いが、4時間以上も空いてしまう様な時間設定がされてるとかなり時間の無駄になる。

さて、問題は座席の確保。我が家は娘の希望で必ず窓際を押さえるのだが、今回は購入前にその座席を確保出来るか確認出来ていない。窓際2席のみ(3人席でない)の座席配列がベストだが、今回は使用機材から窓際は全て3人がけとなることは確認済み。なのでそれは仕方ない。

航空券を購入後はJALの予約確認ページから座席指定が出来るはずなのだが、シートマップを見ながら座席指定が可能なのは乗り継ぎを含めた全4回のフライトのうち、行きの2便(羽田〜ロス、ロスからベガス)だけで、ベガスからロスは窓際か通路側かというリクエストのみ、帰国便は座席指定不可と表示され、リクエストすら出来ない状態。
ベガスからロスの国内便がリクエストのみなる理由はこの便だけJALの便名がない(コードシェアではない純粋なアメリカン航空の便)からと推察される。が、帰国便にはちゃんとJALの便名が付いているので何故座席指定不可なのか理由が分からない。
更に、シートマップが表示される行きの便も空席を指定してもエラーとなってしまう…。

なので、オーランドにANAで行った際に、国内線部分のユナイテッドの座席指定を行った時と同じワザを使ってみた。JALで貰った予約番号を使い、アメリカン航空のサイトから座席指定を試みる。
と、なんとアメリカン航空は窓際や通路側の事前確保は有料と分かる。
後方であれば無料で指定出来る窓際席、通路側席もあるのだが、無料部分は満席で窓際は有料の席しか空いていない…。
仕方なく90ドル程を払って窓際確保。その隣の席は窓際でも通路側でもない真ん中席なので無料。
思わぬ出費ではあるが、元々格安なチケットなのでまあ、我慢出来る値段。
国内線の方は後方の無料で指定出来る部分に窓際がまだあったので、そこを確保。
しかし、帰国便はJALのサイト同様、何故かシートマップすら表示されず…。
ということで最後の1便だけが座席を指定出来ない状態に。

アメリカン航空にはアメリカン航空での予約番号があるのでそれを控えておき、以降はその予約番号(と、予約代表者の氏名で予約確認ページにアクセス出来る)を使い、定期的にアメリカン航空のサイトでシートマップの表示を確認してみることにした。
ちなみにJALの予約確認ページでもアメリカン航空のサイトで行った座席指定が即時に反映されて、座席番号が表示されていた。

しかし、待てど暮らせど最後の1便のシートマップが表示されるようにはならず、アメリカン航空に電話で問い合わせをしてみた。
オペレーター曰く「シートマップが表示されない理由は不明、表示されない以上、こちらではどうにも出来ないが、最も安いクラスのチケットだからではないか?売ったのはJALなので、JALに問い合わせた方がいい」とのこと。なのでJALに問い合わせ。
JALのオペレーターはなぜこの便だけ座席指定が出来ないのか、理由を調べて電話をくれるとのことで、問い合わせから数時間で電話がかかってきた。曰く「機材変更の可能性がある為にシートマップを表示していないと思われ、数日待てばシートマップが公開され、指定可能になる」とのこと。
であれば何故アメリカン航空側でそれが分からなかったのか疑問だが、そこはきっと日系と米系のサービスの差と理解しておくことにする。実際、やはりJALの対応は丁寧だと思う。(問い合わせの電話がなかなか繋がらないことで有名な点に目を瞑れば)

数日で…と言われて毎日チェック(アメリカン航空の予約確認ページを)していたが、1週間経っても2週間経っても一向にダメ。が、出発まで1ヶ月半前となった頃、突如シートマップが公開された。
そして後方の無料で指定出来る窓際席も確保出来る状態だったので、速攻で指定。
これで無事、全便の座席指定が完了した。
この便の座席指定が可能になるのを待っていた人は多いようで、翌日には窓際や通路側は有料部分も含めてほぼ満席(指定済み)になっていたので、毎日チェックしたのは正解だったと思う。

アメリカン航空シートマップ

このシートマップだと28列より前の窓際、通路側が有料。それより後ろが無料。ちなみに35列目の窓際が赤になっているのは、窓が塞がれているから。窓際を予約したのに窓が無いという事も有り得るので、事前の確認は重要。

そして恒例のフライト変更も数回。やはり米系航空会社の時間変更はオーランドに行った時のユナイテッド同様、日系に比べて頻繁なのだと思う。
そりゃないよ…という様な大きなフライト変更は無かったが、ベガスからロスへのフライトが朝10時代から6時代に変更になったのが一番キツい。この移動日は午前3時には起床しなきゃならなくなったが、ロスにその分早く着くので、観光する時間が増えたと納得するしかあるまい。
(あまりに酷いとJALに訴えれば遅い便に変えてくれる可能性もゼロではないが、その後の便が今度は希望より遅すぎることは確認済みなので了承するしかない)

ということで格安らしい苦労もあったが、飛行機は無事手配を完了したので、今度はホテル。
ラスベガス7泊とロス(ハリウッド)2泊、ディズニーのあるアナハイム(ロス市内から車で1時間ほど)に5泊、計14泊分を手配する。