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オーランド旅行記29・終日エプコット


エプコットの朝のエキストラ・マジック・アワーを使ってテストトラックへ。 その後はまだ行っていないフューチャーワールドのアトラクションを中心に廻る。
リビング・ウィズ・ザ・ランド、ミッション・イントゥ・イマジネーション・ウィズ・フィグメント、ユニバース・オブ・エナジー等だ。どれもエプコット開園初期からのアトラクションなので古さを感じるが、エプコット本来のコンセプトを楽しめる。
今でこそレトロ感のあるアトラクションだが、当時としてはかなり大がかりな、十分に未来を感じるものだったことは想像に難くない。
スペースシップ・アースにも再度乗ったが、途中でライドのモニターの調子がおかしくなり、自分達の写真の取り込みと合成が動作しなかったのが残念。(こういったトラブルも古さのせいか)

今日は遅めの朝食でビーチクラブ・リゾートのケープメイ・カフェを予約している。ビーチリゾート風の衣裳のミニー、ドナルド、グーフィーに会えるキャラクターブレックファスト。
ビーチクラブ・リゾートまではエプコットのインターナショナル・ゲートウェイから徒歩ですぐ。
まだワールドショーケースはオープン前だが、インターナショナル・ゲートウェイには問題なくアクセス出来る。

ビーチクラブ・リゾートはグランド・フロリディアン同様、高級リゾートの雰囲気たっぷり。ケープメイカフェでの食事も期待が出来るが、朝食バフェなので特別料理が高級というわけではない。
そして肝心のキャラクターなのだが、なぜかここのミニーの様子がおかしい。(私達の行ったときにたまたまだろうが)
とにかくテンションが低く、素っ気ない。他のテーブルでの様子も見ていたが、どこのテーブルでも同様だった。そして歩き方が極端な外股…。外側に向かって足を蹴るように歩く、ワイルドなミニーは初めて見た。
その代わり、グーフィーのテンションはとても高め。グーフィーはどこでもそうだが、ここのグーフィーのテンションは今まで見た中でもMAXだった。

ビーチクラブ・リゾート

ビーチクラブ・リゾートの中はとても落ち着いた雰囲気で高級感たっぷり。一日中パークで遊んでいるような旅行で泊まるのは勿体ないと思う。

食事を終えてエプコットに戻り、ファストパス+で予約したアトラクションを廻る。
まずはソアリン。アナハイムで一番楽しかったアトラクションなので、楽しみにしていた。4年振りに乗ったが、やはりこれは素晴らしい。是非TDRにも作って貰いたいアトラクションだ。
ミッションスペースは前回はグリーンコースで乗ったが、物足りなかったので、オレンジを選択。
グリーンとオレンジではかかるGに違いがあるだけで、モーションが特別激しくなるといった感覚は無い。本当に締め付けられるようなGだけがスケールアップしているので、息苦しくなる。
オレンジだからといって迫力や面白みがアップしているわけではなく、グリーンではあまり感じなかった息苦しさがアップしているというだけなので、グリーンで雰囲気だけ楽しめばいいかもしれない。(遠心力でGを作り出していると思われるのが、自分がどのように動いているかを視覚では一切感知出来ないので、三半規管の弱い人は注意)
もう一つのファストパス+はスペースシップアースをとっていたが、既に朝乗ってしまったので破棄。Bグループのファストパス+に特に魅力的なものがないので変更もせず。

ワールドショーケースに移動して、各館のお土産物屋等をゆっくり見学。
夕刻、早めの夕食を日本館の桂グリルでとる。娘はお寿司のコンボで私はカツカレーライス。

桂グリル

ちゃんとした日本食のクイックサービスは有難い。しかしやはり値段はお高め。

インターナショナル・ゲートウェイからボートでディズニー・ボードウォークに行く事に。
ボードウォークは小さなダウンタウン・ディズニーといった感じ。本当にこぢんまりとしたエリアなので、お目当てのレストラン等がない限り(あと界隈のボードウォーク・インやスワン、ドルフィン等に泊まっていない限り)は特に来ることもない場所だと思う。
ただ、夕刻以降に訪れると、雰囲気がとても良い場所。我々はジャグリング等の大道芸を楽しんだ後、ぬいぐるみがもらえるカーニバルゲームを楽しんだ。(結果は一番小さな縫いぐるみを何とかゲット)

帰りはボートでハリウッド・スタジオまで行き、そこからバスでポップセンチュリーへ。
今日でエプコットでのスケジュールは終了。
明日は、天候のせいでまだ行けていないブリザードビーチに。

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オーランド旅行記25・ディズニー・アニマルキングダム


20数年前にウォルト・ディズニー・ワールドを訪れた時にはなかったディズニー・アニマル・キングダム。
全くの初めてということで楽しみにしていたパークだが、雨が降ったりやんだりのあいにくの天気。

エキストラマジックモーニングでまず向かうのはキリマンジャロ・サファリ。
とにかく朝早いうちが動物が活動しているのでお薦めと聞いていたので、ファストパス+はとらず、真っ先に行く事に決めていた。
要はディズニー流のサファリパークだが、コースもレイアウトも確かによく出来ている。アフリカで実際のサファリツアーに参加しているような感覚だ。
動物とゲストの間には何も隔てるものがないかのように見える。(実際には高低差等を利用して、死角になる部分に安全な境界を設けている)
ただ、相手は本物の動物なので仕方が無いが、あまり動物たちが活動的では無く、思ったほどの迫力は無かった…。

空いているうちにイッツ・タフ・トゥー・ビー・ア・バグ、ダイナソーと廻って、遅めの朝食を予約してあるタスカーハウス・レストランへ。

ダイナソー

ダイナソーとエクスペディション・エベレストはメモリーメーカー対応でライド中の写真が入手出来る。エクスペディション・エベレストはビデオも有り。

アニマルキングダムはエリアからエリアへの移動が結構大変(東京ディズニーシーと同様)なので、可能ならエリア毎にアトラクションをまとめてスケジュールした方がいいと思う。我々は各ショーの時間等を考慮して順番を決めた結果、あちこち歩き回らされることになってしまった…。

タスカーハウスでは他の多くのキャラクターダイニング同様、待ち時間にレストランの表でカメラマンに写真を撮ってもらえる。
レストラン内はかなり広い。食事は飲み物のみ注文してから自分達で取りに行くブッフェスタイル。アフリカ風の料理で癖があるので日本人の味覚には合わないというような情報を散見したが、選んだものが良かったのか、スタンダードなアメリカ料理の味だった。
キャラクターはサファリスタイルのミッキー、グーフィー、ドナルド、デイジーがテーブルを廻ってくる。一定時間毎に子供達とキャラクターがアフリカ風の楽器を持って店内を行進するイベントも有り。

タスカーハウス

広い店内なので、全てのキャラとのグリにはそれなりに時間が必要。(タイミングによってはなかなか廻ってこない)

食事の後はフェスティバル・オブ・ライオン・キング、ファインディング・ニモ・ザ・ミュージカルと続けてショーを鑑賞。(これもかなり離れた位置にあるので移動が大変)
更に続けてフライツ・オブ・ワンダーを鑑賞する予定だったが、雨でキャンセル。仕方が無いのでショップ見物で時間を潰したり、アニマルキングダムのシンボル、ツリー・オブ・ライフを背景に写真を撮ってもらったりしつつ、最初のファストパス+取得アトラクション、カリ・リバー・ラピッドへ。
しかしもう少しで乗り場という所でシステムトラブルとのこと。復旧は未定と言われたが、次のファストパス+指定時間に間に合う範囲で待つことに。約30分ほどで再開され、無事乗ることが出来た。出口で当日のみ有効の、好きなアトラクションに好きな時間に一度だけ乗れるファストパスチケット(もちろんアニマルキングダムのアトラクションだけ)をいただく。待たせたお詫びということだろうか。

次はエクスペディション・エベレスト。今まで乗ったディズニーパークのコースター系ライドの中で1、2を争う面白さ。(もう一つもWDWだがハリウッドスタジオのロックンローラーコースター)
頂上付近からのバックでの滑走は思ったよりも迫力がある。長さは大したことはないが、楽しませる仕掛けが凝縮されている感じだ。

最後のファストパス+は朝に乗ってしまったダイナソー。二度乗りたいと思うほどの面白さではなかったので破棄。他に特に乗りたいアトラクションもなく、更にフリーのファストパスチケットも入手しているので変更もせず。
先程雨で観られなかったフライツ・オブ・ワンダー(鳥のショー)へ。ちょうど雨のやみ間で無事観ることが出来た。今日は本当に天気が悪い。おかげで涼しいくらいの気候で歩きやすかったが。

カリ・リバー・ラピッドでもらったファストパスチケットはカリ・リバー・ラピッドで使う事にして再び乗った。娘はアナハイムのグリズリー・リバー・ランも気に入っていたので、この手のアトラクションが大好き。

トラをメインに蛇やコウモリを観られるマハラジャ・ジャングル・トレックを一通り見て、アニマルキングダムは終了。アニマルキングダムは18時という早い時間に閉園してしまう。
コンセプトからして当たり前のことなのだが、ネイチャー色が見事なまでに強く、ディズニーらしい華やかさ(アメリカンな)は無い。
なので、その華やかさが好きな娘にはちょっと物足りなかった様子。(動物園や自然も好きだが、それはそれとして楽しみたいらしい)

ディズニー・アニマルキングダム

アフリカやアジアの街並み等は徹底的に作り込まれていて、そういう拘りはさすがディズニー。

しかし今後はアバターエリアが新設されたり、夜のエンターテインメントショー(アナハイムのワールド・オブ・カラーに似た?)も始まるということなので、楽しみは増えると思う。

まだまだ明るい時間なのでダウンタウンディズニーへと向かう。

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オーランド旅行記23・エプコット1回目


エプコットでのファストパス+取得は悩ましい。
Aグループから一つ、Bグループから二つで計三つという制限があるのだが、是非ともファストパス+が欲しいと思えるアトラクションはAグループにあり、Bグループにはあまりファストパス+を必要としない(大抵空いている)アトラクションが集中している。
人気アトラクションへの集中を避ける為と思われるが、同じくグループ分けされているハリウッドスタジオよりもエプコットの方がAとBの分け方が極端。

エプコットでの最初のファストパス+はミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコット(ミッキーと仲間達とのグリーティング)にした。到着時、まだ時間があったので10分待ちで乗れたスペースシップ・アース(エプコットのシンボルである球体の中のアトラクション)に。
かなり古いアトラクションだが、エプコットのコンセプトそのものの、当時としてはかなり力の入ったアトラクションだと思う。ライドの最後、自分達の写真と合成されるアニメーションは今でも十分に楽しい。

ミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコット

ディズニーパルズでのグリは背景がただの絵なので面白みに欠ける。

そしてミート・ディズニーパルズ・アット・ザ・エプコットでのグリーティングを終えたら楽しみにしていたテストトラックへ。(これが本日選んだAグループのファストパス+)
ライド搭乗の前室で行える車のデザインは日本語に対応している。グループ毎に自分達の車をカスタマイズ、デザイン出来るが、乗車時は他の人達と相席になるわけで、趣向としては面白いがあまり意味の無い作業にも思える。
テストトラックはスピードを楽しむアトラクション。オープンエアでの加速と高速走行は気分爽快。しかし面白みという点ではAグループのもう一方のアトラクションであるソアリンの方が上だと思う。(Aグループはあとイルミネーションズの専用エリアでの鑑賞のみ)

テストトラック

テストトラックはメモリーメーカー対応。良い写真を撮るには前席にならないとダメ。

Bグループの中では唯一混雑することもあるミッションスペースが本日最後のファストパス+取得アトラクション。
ミッションスペースは死亡事故(アトラクションそのものの事故ではなく、ゲストの持病によるものとのこと)が数回有り、現在は迫力減(体験するGを少なくしている)のグリーンというコースと、従来通りのオレンジというコースに別れている。
アトラクションの入り口でどちらにするかを決めてコース毎のカードを受け取らなくてはならないので、行く前に決めておいた方がいい。
私達は後日、もう一回ミッションスペースのファストパス+を取得している(他の選択肢が少ないため)ので、まずはグリーンコース。それで全く平気だったら次回はオレンジコースにするし、グリーンでもダメだったら他のアトラクションに変更する。

ほとんどのゲストはオレンジコースを選択していて、グリーンコースは空いている。なので、グリーンを選ぶならファストパス+の必要性はほとんど無い…。
アトラクションの前説ビデオにはゲイリー・シニーズが起用されている。好きな俳優なのでちょっと気分は高まる。
搭乗者全員に乗組員としての役割が分担され、ミッションを成功させる為にはそれぞれの役割毎に指示される作業を行わなくてはならない…のだが、実際には指示に従わなくてもアトラクション(ミッション)は無事進行する。
英語が分からなくても自分のポジション(役割)と、指示は聞き取れると思う。役割毎に指示が出されたら、点灯した目の前のボタンを押せば良いだけなので何等難しくはない。(小さな子供でも出来る)
乗り込んだ時はその密閉感と目に前のエチケット袋にビビったが、結果、グリーンコースは全く問題なかった。というよりもあまりにも大人しめの動きで物足りない。ただ宇宙船ごっこをしたみたいな感じ。
多くの人がオレンジを選ぶのは納得。なので次回はオレンジに挑戦すると決めた。

夕食の予約までまだ時間が余っていたのでシー・ウィズ・ニモ&フレンズへ。
ファインディング・ニモの物語をライドで観るアトラクション。本物の魚が泳ぐ水槽にニモ達アニメのキャラクターを投影して見せるのは新鮮。
ライドを降りるとそのまま水族館になっている。というか、水族館の中にシー・ウィズ・ニモ&フレンズというアトラクションがあると言った方が正しい。

夕食はガーデングリルを予約している。農夫姿のミッキーとチップ&デール、そしてプルートとグリーティングが出来る回転レストランだ。20年以上前に来たときはここでキャラブレで朝食を食べた記憶があるのだが、今は夕食のみキャラクターダイニングとなっていた。
ここでの食事は特徴的で、大皿で料理が提供される。コンセプトはアメリカの古き良き田舎料理だ。かなりのボリュームなので日本人ならこれでお腹いっぱいだと思うが、お代わりも自由。
ちなみに野菜はエプコットの農園(水耕栽培)で採れたものらしい。(全てでは無いと思う)
料理の味は悪くは無いが、特に美味しくもない。デザートは、これも素朴な味というコンセプトなのだろうが、はっきり言って不味い。(アメリカ料理で日本人が凄く美味しいと思うことはまず無いと思うが)

ガーデングリル

農夫姿はミッキーだけ。チップとデール、プルートは衣裳無し。

食後はワールド・ショーケースへ。
メキシコ館でボートライドに乗ったりしつつ、ゆっくり歩いて日本館の前辺りでイルミネーションズを鑑賞することに。何とか鳥居や木が大きく視界を遮らないポジションを確保。
花火自体は十分に楽しめる位置だったが、ラグーン中央に移動してくる地球に映し出される映像も含めて楽しむにはちょっと距離が遠い。やはりショーケースプラザ側がベストかもしれない。

アニメと漫画、そして伝統的な工芸品が並ぶちょっと不思議な日本館(三越の経営なので何も間違った所はないけど)を見学して1回目のエプコットを後にした。

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