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海外旅行時の荷物のハンドリング


海外旅行の荷物は大きくなりがちだ。旅慣れた人は荷物が少ないと言われるが、たまの海外旅行でお土産も多くなる場合には荷物の運搬方法に頭を悩ませる。
航空会社やフライトによって預けられる荷物に制限が異なるが、無料で預けられるのはスーツケース1〜2個だろう。
2個預けられるとしても、一人で大きなスーツケース2個を運ぶのは至難の業だ。
私はいつも大きめのスーツケース一個に、大きめのスーツケース相当の容量を持つ折りたためるバッグを入れていき、帰りはお土産で増えた荷物をスーツケースと折り畳みバッグに詰め込んで帰国している。(2個預けられる場合)
スーツケースは欧米人がよく使っているソフトタイプのもので、大きなバッグもスーツケースの上に載せられる。なので、ホテルの部屋から空港、そして空港内での移動も楽だ。

大きなナイロンボストン

大容量で軽い折り畳めるバッグは帰国時に役に立つ

バックとめるベルト

スーツケースに他のバッグを合体させるグッズもある

もし一個のみしか預けられない場合には機内持ち込みの手荷物と分散させることによって何とかするしかない。持ち込み手荷物はサイズ制限が厳しいが、重量には割とアバウトだ。
重量制限はあるのだが、私は一度も計られたことはない。もしかしたら極端に重いと係官が判断した場合には計量があるのかもしれないが、そんな光景を目撃したこともない。
なので重量があって小型の物は出来るだけ持ち込み手荷物にすることで、スーツケースの重量オーバーを防ぐことが出来る。(もちろん液体やゼリー状の物はダメ)
帰国時の荷物が増えると予測出来る場合には、持ち込み手荷物用のバッグもサイズ制限内で出来るだけ容量のある物にした方がいい。
この持ち込み手荷物もスーツケースの上に載せられる等、自分で運搬する際に一つに合体させられるものなら移動が楽になる。
(頑丈なキャスターを持つ製品なら、かなりの重量になっても比較的楽に転がせるが、キャスター部分が華奢な、安価な製品だとキャスターが壊れてしまう可能性もあるので注意)

ソフトタイプのキャリーケース

上面が平坦でキャリー時の取っ手が荷物を載せても使えるので、このタイプのスーツケースがやはり一番使いやすい。

荷物の運搬がもっとも苦痛になるのは空港自宅間の移動だと思う。
空港内はカートもあるし何とかなるが、空港から自宅まで電車やバスを乗り継ぐ様な場合は大変だ。
車であれば問題ないので、自家用車を使えるなら、安い空港周辺駐車場等を使って車で空港に行くことをお薦めする。帰国時の荷物は空港内の送迎バス乗り場までの運搬なので楽になる。
駐車場で荷物を車に載せればあとは自宅まで真っ直ぐだ。
車を使えない場合には運送各社が提供している空港宅配便を使うのが楽だ。空港内の宅配カウンターで荷物を預ければ身軽になって帰宅出来る。帰国便の到着時間や自宅の場所にもよるが、早ければ翌日、遅くても翌々日には荷物が自宅に届く。
空港宅配は往復共に使えるし、往復割引がある会社もあるので、公共交通機関で空港に行く場合には利用を検討した方がいい。


ホテルの有線LANを自前で無線化する


最近はどこのホテルでもネット利用は無線LAN、つまりWi-Fiが基本だと思う。
旅先でインターネットに接続することも随分と楽になった。
今年のオーランド旅行では滞在ホテルの全て(ハイアットリージェンシー・オーランドエアポート/ディズニー・ポップセンチュリーリゾート/ヒルトン・グランドバケーション・プレミアムアウトレット/ロイヤル・パシフィックリゾート)でWi-Fiが無料で使える。アメリカの場合有料での提供が意外に多いのでラッキーだ。

たまに有線LANのジャックだけ。もしくはケーブルがTVの裏辺りから出ているだけというホテルもある。LANポートを備えたノートパソコンであればそれを繋げばOKだが、最近ではWi-FiオンリーでLANポートを持たない機種もあるし、ケーブルではタブレットやスマホでは使えない。
そんな時に便利なのが小型のWi-Fiルーターだ。
これを持参していれば、それにケーブルを繋げば自前で無線化出来て、複数台(パソコンやスマホ、タブレットやゲーム機器)で同時に使えるようになる。
製品自体はとても小型で、しかも安価(2,000〜3,000円台)な物も多いので手軽に入手して持ち運べるはずだ。
これを使う時はLANケーブルと電源確保の為のテーブルタップも一緒にあった方がいい。

小型無線ルーター

形は様々だが、LANケーブルをルーターに挿し、コンセントに挿せば設置完了。

無線もあるのだが、有線もあるというホテルの場合、多くのケースで無線よりも有線で接続した方がスピードが速い。そんな時にもホテルが提供している無線ではなく、自前のWi-Fiルーターで有線を無線化した方が快適にネットに繋げる。

自前で無線化するメリットとしては、常に同じSSIDとパスワードで使えるということもある。
いちいち使用する機器のWi-Fi設定をいじらずに済むわけだ。
有線LANがあって、複数の機器でWi-Fiに繋ぎたい場合には、自前で無線化した方が手間がかからないはずだ。更に速度も上がるとすればやらない理由はない。

USBタイプWI-FI親機

有線でネットに繋いだパソコンのUSB端子に挿し、他のスマホ等にWI-FIを供給する物もある。このタイプの場合、間違ってパソコンを無線対応にするだけの製品(子機機能のみ)を買わない様に注意。

たまにWi-Fiは無料だが、有線は有料というケースもある。
そんな時は無料提供されているWi-Fiを素直に使った方が経済的だが、著しく遅い場合には有線の無線化も検討には値する。(値段次第だが)


海外旅行に変圧器は必要か


一昔前までは海外旅行の必需品だった変圧器。今でも海外で持参する電気製品を使うなら変圧器が必要と書いている旅行ガイドを見かけるが本当に必要なのか?
私は海外旅行に変圧器を持って行ったことがないし、必要になったケースもない。

まず旅行に持って行く電気製品と言えば、パソコンやタブレット、スマホ、デジカメ等の充電器やACケーブル、男性ならシェーバーといったところだろうか。
もちろん電池で動く物は関係ない。
まずパソコン、タブレット、スマホ、デジカメの充電器等は変圧器不要の物が殆どだ。世界中で同じモデルを売るメーカーにしてみれば、いちいち国毎に違う充電器を付けるのは面倒なので、全世界で対応出来る物を同梱しているはず。

日本でしか使えない恐れがあるとしたらシェーバーだろうか。又、ドライヤーやヘアアイロン等、大きな電気を必要とするものも日本国内専用の可能性が高いので注意が必要だ。
あとガラケーの充電器も国内専用品が多い。

確認方法は充電器や製品そのものの表示を見ることだ。100~240V(又は240以上)と記されていれば大丈夫。100Vのみであれば国内専用、100/110Vであればアメリカでは使える。
アメリカは110〜120Vで日本より若干高い程度の電圧なので、100Vの日本国内専用品でも支障なく使えてしまう事が多い。(自己責任)

ということで、どうしても日本国内専用品を海外で使いたい場合のみ変圧器が必要になるのだが、ほとんど必要になる様な物を持って行く機会はないのではないだろうか。
それに、変圧器は一般的に重くて嵩張るので、持って行かずに済むならその方がいい。
女性ならいつも使っているドライヤーを持参したいというのもあるだろうが、国内専用のドライヤーの場合、変圧器を使ってもコード自体が対応していないだろうし、そもそも大きな電気を必要とするドライヤーを使えるような変圧器はとても重くて馬鹿でかいと思うので、現実問題としてお薦め出来ない。
ドライヤーはほぼ全てのホテルに用意があると思うので、それを使った方がいい。

プラグの形状だが、アメリカは日本と同じ物がそのまま使えるので問題ない。
問題はヨーロッパだが、最近では世界中の主なプラグをそのまま差し込めるユニバーサルタイプのコンセントが普及している。中級以上のホテルなら問題ないことが多いだろう。
しかし格安のホテルやヨーロッパの田舎に行く場合にはプラグの変換が必要になる。行き先別のアダプタもあるが、変換アダプタにも1個で様々な国に対応するユニバーサル(マルチ)タイプがあるので、それを1個持って行けばいいだろう。

海外旅行プラグアダプター

何種類かの国に使えるマルチアダプタ−。対応国は確認する必要がある。

ということで、渡航先がアメリカなら変圧器もプラグアダプタも不要、ヨーロッパなら行き先(滞在ホテル)に因ってはプラグアダプタだけは必要というのが結論だ。