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旅行カメラその5 (HDR-AZ1VR)


ソニーのアクションカムHDR-AZ1VRを購入。
アクションカム(ウェアラブルカメラとも言う)というのは広角レンズを備えた超小型ビデオカメラのこと。
主にアウトドアスポーツをやる人が自分の目線で記録するために使用されるんだけど、私の場合は旅行の記録用。

HDR-AZ1

SONYのアクションカム HDR-AZ1

アクションカムは様々なマウントを使って体に固定できるので、両手が空いた状態で自分目線の撮影が出来る。ディズニーのパークとかに持って行くには最適。

HDR-AZ1

キャップにマウント出来るのは便利。しかしツバが映り込むので写真の様には無理。反対に被れば問題無し。

アクションカムの代名詞的存在のカメラはGoProというシリーズなんだけど、ソニーを選んだ最大の決め手は手振れ補正付きであることと、旅行に最適なオプションマウントがあったこと。
広角レンズはあまり手振れを気にする必要がないのだけれど、歩きながら撮ることを考えればやはり無いよりあった方がいい。
マウントは出来るだけ装着感が少なくて、簡単で、いかにもカメラ付けてますって感じにならないのが理想。

HDR-AZ1VRの特徴は何と言ってもその小ささ。他の同種のカメラと比べても圧倒的に小さい。使用するシチュエーションを考えると、小さければ小さいほど良い。重さも63gしかない。

HDR-AZ1

とにかく小さいので目立たない

操作は本体だけではほぼ何も出来ない(撮影開始と停止、電源のオンオフ程度は出来る)ので、細かい設定や操作はWi-Fiで繋がる腕時計型のモニター付きリモコン(ライブビューリモコン)で行う。もちろんカメラ本体にはモニターは無い。
ライブビューリモコン以外にもスマホがモニターリモコンとして使える。

HDR-AZ1VR

HDR-AZ1VRはライブビューリモコンが付属。スマホでのコントロールを前提としたカメラ単体のHDR-AZ1というモデルもある。

残念だったのはウォータープルーフケース(防水ハウジング)が付属しているにも関わらず、それで水中撮影が出来ないこと。水中には入れられるのだが、なんと、付属のウォータープルーフケースでは水中でピントが合わないのだ。
水しぶきを受ける状況(水上や水辺)での使用が目的のようだ。

HDR-AZ1

画角はこんな感じ。かなりワイド。

HDR-AZ1

水平を確認しておかないとちょっと気持ち悪い絵になる…

水中での撮影はそうそう頻度があるわけではないので、それは専用の防水デジカメに任せて、このカメラは両手が自由なままで旅先を記録するという目的でのみ使うことにする。


旅行ビデオの編集と保存


旅行で動画を撮っても撮りっぱなしという人も多いのでは無いだろうか?
撮影したままの動画は、ただ残してあるだけでほとんど後から観ることのないものになりがち。
ちょっと工夫して編集してやるだけで観やすい、観せやすい作品になる。そういう状態にしてあれば、機会があるごとに観ようという気にもなる。

最近はパソコンで簡単に編集出来るので、動画編集の敷居も低いはず。
私の場合はMacなので、標準で付いてくるiMovieだけで編集している。

i movie

とりあえずシーンを切り出して並べていくだけ。

まずはデジカメやビデオカメラの中の動画をPCに保存しておこう。写真同様、SDカード等のメディアに入れっぱなしでは失ってしまう可能性が高い。
明確に失敗、不要と思えるシーンは削除して、ちゃんと撮れているシーンはとりあえず保存しておけば後から何度でも編集出来る。

凝った編集が出来る人はそれぞれのセンスで頑張るとして、あまり動画編集に慣れていない人、時間がかかって面倒だと思う人は、簡単に単純なカット編集をするだけで見栄えは格段に上がる。

時系列で並べた動画を繋いでいくのだが、この時にあまり欲張らずに1カットを10秒以下、出来れば5秒以下にしていく。ここだけはどうしてもという場面だけを出来るだけ短く繋いでいくのだ。
全編通して観たいショーやパレード等を撮影していても、短いダイジェストを作るつもりで潔くカットしていく。
もし全編通して観たければその時は素材を観ればいい。
展開の無い、ダラダラと長い動画は観ていて退屈なことになるので、5秒と決めたら5秒毎に場面を変えるつもりで抽出していく。
静止画を挿入する場合は3秒毎に切り替わるくらいが丁度いい。動かない絵をテンポ良く観るには4秒以上だと長いと感じる。

最後までカットを繋いだら、もうほぼ完成。これだけでかなり観やすくなってるはず。
次はどうしても聞かせたい音声が入っている場所を除いて、残りはBGMだけにして、元の音声は消してしまおう。BGMはその旅行に関連する音楽がいい。ハワイならハワイアンだろうし、ディズニーならディズニー映画のサントラ等だ。(個人で楽しむ等の場合を除いて、つまりYouTube等で公開する場合は著作権のある音楽は使えないので注意)
ミュージックビデオを作っているつもりで元の音声は消してしまおう。

これで再生してみれば驚くほど観やすく、作品風になったはず。

お手軽編集であれば、あとはタイトルやシーン毎に日時、場所等のテロップを入れれば完成。

出来上がった作品と、素材はバックアップしておこう。
PCの中と外付けハードディスクやDVD-Rの中等、常に2ヵ所以上にあれば故障等で失ってしまう危険がなくなる。容量等の問題で全てを保存出来ないという場合でも、最低、完成した作品だけは複数箇所に保存しておきたい。

編集なんて面倒臭いという人は、撮影時に1回5秒前後の撮影に留めれば、それだけでかなり観やすくなると思う。この場合は、ピンぼけや酷い手振れ等の失敗シーンをカメラ内で削除するだけでいい。しかし、後から選ぶのに比べて、撮影時にかなりのセンスを要求されるので難しいと思う。

当サイトでも動画の公開を開始したので、もしよければご覧下さい。


旅行写真の整理術


旅行で写真を撮ったら、出来るだけ早く整理を行った方がいい。
いつかやろうと放っておくと、そのままになってしまう。遅くとも次の旅行に出掛ける前にはやっておくべき。
今はデジカメが一般的なのでメモリーカードの中にためっぱなしという事が多いと思うが、メモリーカードは永遠に保存しておけるものではない。不具合で読み出せなくなる事もあるので、バックアップは必要。

まず旅行から帰ったら、PC等への保存だけはやっておこう。
様々な写真整理ソフトがあると思うが、どんなソフトでも日付毎に整理してくれると思うので、これさえやっておけば後で閲覧するのもプリントするのも楽になる。

以下は私の整理方法

  1. パソコンに保存
  2. パソコン上で失敗写真と成功写真を選別
  3. 成功写真のみをネット上の画像保存サービスにアップロード
  4. 成功写真の中からプリントで残したい写真にマークを付ける
  5. プリント希望写真が100枚を超えた時点でネットプリントサービスでプリント
  6. プリント写真をアルバムに整理

旅行から帰ると数日以内にはパソコンに保存してしまい、カメラ内のメモリーカードは次回の使用前にはフォーマットして空にしてしまっている。
2の段階で写真にキーワードを付けたりもしておけば後々写真を探すときに楽になる。

Apple - Aperture

私はMacなのでApertureというソフトを使って整理している。

3は私の場合、flickrという写真共有サービスを利用してネット上に写真を保存しているが、他にもGoogleのPicasaとか色々ある。flickrの利点は画像サイズをオリジナルのまま保存しておけること。
これだけで写真はパソコンとネット上の2ヵ所に保存されるので、万が一の場合に完全に失ってしまう危険がなくなる。

flickr

私のflickrページ。公開非公開、家族にだけ、友人だけに公開等と、用途や被写体別に分けて保存出来る。

現在では写真はパソコンやTVで観るのみでプリントはしないという人もいるかと思うが、やはり思い出の写真はプリントし、アルバムに保存しておきたい。
単純なプリントのみではなく、特別な旅行はフォトブックにしてオリジナルの写真集にしたりもしている。
以前は家のプリンターで印刷していたが、コストを考えるとネットプリントのサービスが安くて便利。枚数によって送料が無料になるので、私はプリントしたい写真が100枚を超えた所でオーダーしている。
ネットプリントも各社あるが、私は”しまうまプリント“さんをいつも利用していて、品質には満足している。
特別な写真は家のプリンターでA4に印刷し、フレームに入れて飾っている。
数が多くなるL版の写真はネットプリントサービス、数の少ない大伴(A4)は自宅のプリンターという使い分けだ。

もちろん写真の楽しみ方は人それぞれでいいのだけど、せっかくの思い出の写真を紛失してしまうことだけは避けた方がいい。
その為には写真画像が常に最低2ヵ所以上に保存されている状態にしておくことが大事。
パソコンのみに保存する人なら、外付けのHDにもバックアップしておくか、DVD-Rに焼いておく等しておくことだ。CD-RやDVD-R等のディスクメディアは経年劣化で読み出し出来なくなることもあるので注意。数年毎には新しいメディアに焼いておいた方がいい。
一つ壊れたことで全ての写真が失われてしまうというのはとても悲しい。後悔先に立たず、もしまだ整理も保存もしていない写真があるなら今すぐバックアップだけでもしておいた方がいい。

 

flickr