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ハリウッドのホテルにチェックイン[ベガス・ロス旅行記13]


ほぼ定刻通りにロスアンゼルスに到着。
まずはハリウッドのホテルに二泊して、その後にディズニーランドのあるアナハイムに移動する。

ハリウッドまではUberで移動することにした。ラスベガスのマッカラン空港ではUberやLyft等のライドシェア乗り場がタクシー乗り場よりも遠い駐車場内だった為利用しなかったが、LAX(ロスアンゼルス国際空港のこと)では到着ロビーを出て出発階に上がり、ちょっと歩けばターミナル毎に一箇所ずつライドシェア乗り場があるので便利。(LAXは出発階にしか乗降場所が無いので、到着の場合は1階上の出発階に上がる必要がある)

既にUberもLyftも日本でアプリを設定し、登録してあるので車を呼び出すだけ。大きなスーツケースが二つあるので、余裕のあるuberXLを選択。(安いXだと普通の5人乗りのプリウス辺りが来るが、XLだと6人乗りのSUVとかになる)
UberXLはUberXよりもちょい高くなるが、それでもタクシーよりはかなり安い。市内に行く手段で一番安い(二人くらいだと)のはスーパーシャトル等のシャトルバスサービスになるが、方面別に何人か乗せてからの出発で、市内の送り先に順番に降ろしていくので時間がかかる。現在では料金的にも時間的にもライドシェアが一番いい選択だと思う。

アプリで自分の位置を示すピンがターミナルのUber乗り場にちゃんと合っていることを確認して車を呼ぶと、10分とかからずに迎えに来てくれた。乗り場では多くの人がUberやLyftを待っているが、自分を迎えに来てくれる車の車種が写真で表示されるし、マップ上を向かってくる車がリアルタイムで表示されるので、呼んだ車が来たなというのはすぐに分かる。ドライバー側のアプリにも私の顔写真と名前、人数が表示されているので、どうやら日本人観光客の二人連れだなと分かっているので、こちらに向かって手を振ってくれた。
車は希望通りの大型SUV。スーツケースは楽に積み込めた。車内も広くて快適。既に行き先も分かっているので挨拶を済ませたらあとはナビに従って車を走らせてくれる。料金も決まっているし、現金支払いの手間も無いし、チップはオンラインで後払いだし、便利この上ない。

ライドシェア乗り場 LAX

このようにA〜Fまでのライドシェア乗降場所がある。我々はターミナル4に着いたのでDという乗り場を利用した。

無事に二晩宿泊するハリウッド・セレブリティ・ホテルに到着。車を降りて数分でチップの支払い選択、ドライバーと車の評価を入れる画面が開いた。チップは払わなくても問題が無いようだが、スーツケースの積み卸しも手伝ってくれたし、快適だったので5ドルほどを払った。評価は5つ星で。領収書も届くし、乗車記録としてアプリにも履歴が残る。いいシステムだ。

ホテルの部屋にはまだ準備が出来ていないので入れないと言われたが、お昼過ぎには清掃が終わると言われ、それまで荷物を預かって貰って観光に出掛ける事にした。規定のチェックイン時間は15時だが、アメリカのホテルでは部屋さえ準備出来ていれば時間に関係なく部屋に入れてくれるのが一般的。
フロントの対応はとても親切で、英語が堪能で無くても困ることは無かった。

ハリウッドセレブリティホテル

玄関前のテラスには椅子とテーブルがあり、喫煙所となっている。夜間は玄関ドアが閉まるが、ルームキーカードで解錠出来る。

ハリウッド・セレブリティ・ホテルはハリウッド観光の中心地であるハリウッドハイランドまで徒歩3分程(つまりチャイニーズ シアターやコダック シアター等が至近)という好立地。(詳しくはロサンゼルスのホテルを予約を参照)
こじんまりしたホテルだが、廊下には往年のハリウッドスター達の写真が飾られ、いい雰囲気だ。ヨーロッパからの旅行者も利用が多い様で、滞在中、フランス吾やドイツ語をよく耳にした。

さて、ハリウッド観光と、予定していたオルベラ街(メキシコ人街)への観光に出発である。




ラスベガスからロサンゼルスへ[ベガス・ロス旅行記12]


一週間のラスベガス滞在を終えてロスアンゼルスへ移動。
朝6時9分発という早朝のフライトのため、3時半にエクスカリバーをチェックアウト。チェックアウト手続きはカードを登録しているので簡単。本来はカウンターに立ち寄らずに出て行ってしまっても構わないのだが、3時半という時間もあってカウンターはガラガラだった為、立ち寄って領収書をもらっていくことにした。

空港までの移動はタクシーを利用。この時間帯でも大型のホテルであればタクシーが客待ちをしている。(早朝のフライトも多いので)もちろんUberでもいいんだが、Uberの場合、客待ち待機は出来ないので、呼び出しから車でちょっと時間がかかる。(数分で来るみたいだけど)

エクスカリバーのあるニューフォーコーナーは空港に近いので、10分ちょっとで到着。我々の乗るアメリカン航空はターミナル1。
早朝のマッカラン空港はフライトが多く混むと聞いていたので覚悟していたが、予想していたよりも空いていて、チェックインもスムーズ。チェックインは例によって機械にパスポートかプリントした航空券の控えのバーコードを読み込ませて行う。事前に座席指定もしてあるので、座席は勝手に変更されたりしていないかだけを確認すればOK。
機械から排出される預け荷物のタグをスーツケースに付けるのは慣れていないと手こずるが、日本出発時にどういう風にシールを剥がせば良いか理解したのでこれも問題無し。自信が無ければタグをそのまま荷物を預けるカウンターに持って行けば係員が手際よくつけてくれる。
まだ旅の途中ではあるが、お土産で膨らんだスーツケースが重量オーバーしないよう、今回はスーチケース専用の秤を購入して利用した。パッキングの時に重量を確認出来るのは不安がなくて良かった。

スーツケースの秤

私が購入したタイプ。これのおかげで空港で慌てる心配がなくなった。JAL(コードシェアのAAも)はエコノミーの場合23キロ(1個)となっている。一人2個までなので23キロをオーバーしたら2個口に分けて一つの重さを23キロ以内にすれば大丈夫。

保安検査もあまり待つ事無く通過。
モノレールに乗って搭乗便の搭乗ゲートであるDゲートへ。この時点で出発便の搭乗時間まで1時間以上の余裕があった。

さて、ラスベガスのマッカラン空港にはアメリカの空港には珍しく、出発ゲートのある屋内に喫煙所が設けられている。マッカラン空港内にもあちこちにスロットマシンが置いてあるのだが、喫煙者用のスロットマシンの島があって、そこは完全に喫煙ルームと化しているのだ。

マッキャラン空港内喫煙所

スロットマシーンをやらずに喫煙していても特に問題は無い様だ。ホテルの全室禁煙化は進んできたが、まだまだラスベガスは喫煙者にも優しい街なのは確か。

早朝便の利点は、既に飛行機が空港にいる状態での運航になる事が多いので、滅多に出発が遅れないということだ。到着した飛行機が折り返す様な時間になってくると、遅延が発生しやすくなる。
我々の便も遅れること無く定時に出発。
しかし実はこんなに早い時間の飛行機を予約したのではなく、10時台発の便を当初は予約していた。それが突然その便が廃止されたとのことで、勝手にこの便に変更されてしまったのだ。これより遅い便で選択出来たのは午後の便で、それよりは早く到着してロスの観光をした方が良いと諦め、この時間になった…。
このフライト時間の変更、便の変更というのは、米系航空会社では、早めに予約購入すると出発までの間に頻繁に起こる。アメリカンだけではなく、ユナイテッドも凄かった。

6時9分、定刻に出発した飛行機は7時30分にロスアンゼルスに到着予定。




ラスベガスのアトラクション[ベガス・ロス旅行記11]


ラスベガスの各ホテルではショーの他にも様々なアトラクションが催されている。
ストラトスフィアタワー、パリスのエッフェル塔、ハイローラー(観覧車)についてはこちら、各ショッピングモールのアトラクションは前回の記事をご参照下さい。

今回の旅行で行ってみた、体験したものは以下の通り。

  • タイタニック展 Titanic The Artifact Exhibition (ルクソール)
  • シャークリーフ・アクアリウム (マンダレイベイ)
  • シークレットガーデン アンド ドルフィンハビタット (ミラージュ)
  • フリーモントストリートエクスペリエンス (ダウンタウンのフリーモントストリート)
  • M&MワールドM&M’s World  (ショーケース)

タイタニック展 Titanic The Artifact Exhibition

宿泊したエクスカリバーの館内通路を通って行けるルクソールで常設開催されている。沈没したタイタニックに纏わる展示の数々を見て回るものなので、少しでもタイタニックに興味がなければ行っても意味がないと思う。映画「タイタニック」を観て感動した様な人であればそれなりに楽しめるだろう。
まず当時の乗船券を模したチケットを受取り入場するのだが、このチケットには実際にタイタニックに乗船したゲストの名前が書かれている。数々の展示物を観たあと、出口付近に乗船ゲストの名前と、そのゲストの生存、死亡(行方不明)が確認出来る掲示がされているので、自分のチケットの名前の人物がどちらだったかを確認出来るという趣向になっている。
チケットには一等船室、二等船室等の乗船クラスが書かれているが、案の上下のクラスよりも上のクラスの方が生存率が高くなっていることが分かる。
展示は海中から引き揚げられた食器や装飾品等が殆ど。船室等も再現されている。
個人的には再訪は無いが、行ってみて良かったと思える内容だった。

タイタニック展

我々のチケットにあった名前の乗船客は2名とも生存だった。やはり生存者に当たった方が気分がいい。お土産売り場ももちろんある。

シャークリーフ・アクアリウム

マンダレイベイの中にある水族館。その名の通り、メインは鮫が泳ぐ水槽で水中トンネルになっている。鮫の水槽以外にもタッチプール等もあり、それなりに楽しめる様になっている。
が、料金に対して規模が小さいという印象は否めない。砂漠の真ん中にというシチュエーションを考えれば十分に頑張ったアクアリウムとも思えるが、それを考えなければ国内の水族館の方が安くて充実している。
あと、場所がマンダレイベイホテルのかなり奥に位置しているので、かなりホテル内を歩かされる。

シークレットガーデン アンド ドルフィンハビタット

かつてミラージュホテルの人気ショーだった「ジークフロイド&ロイ」というイリュージョンショーがあって、メインは白い虎が一瞬で消えたり現れたりするものだった。初めてラスベガスを訪れた時に観ているが、大掛かりなマジックショーだった。その後、演者が虎に噛まれるという事故が起こり、中止となってしまった…。(現在はシルク・ドゥ・ソレイユのビートルズLOVEがミラージュの看板ショー)
そのジークフロイド&ロイを記念して作られたのがシークレットガーデンで、ホワイトタイガーが数頭飼育展示されている。つまりホワイトタイガーがメインの小型動物園。
それとドルフィンハビタットというイルカプールの見物がセットになっている。イルカのプールでは各種、イルカと触れ合えるオプションプログラムも開催されているが、それらは別料金でかなり高額。イルカに触りたい、イルカに餌をやりたいという希望が無ければ、それらが行われている様子はかなり近い位置から見物できるので、それで十分だと思う。
もし触れ合いたいという希望があっても、ここでやるよりはハワイのシーライフパーク等で体験した方がいいと思う。(料金的にも内容的にも)

フリーモントストリートエクスペリエンス

ダウンタウンのフリーモントストリートというメインの通りはアーケードになっていて、その天井を使って行われる映像と音楽のアトラクション。昔から有名な無料ショーなのでラスベガスに訪れた事がある人はベラージオの噴水と並んで必ず観に行くというものになっていると思う。
日没後から深夜まで一時間置きに正時に行われている。(毎回プログラムは変化する)
ストリップからは距離があるが、SDX(急行バス)を使えばアクセスは悪くない。
徐々に映像とBGMの種類も増えたり、変更されたりしている様だが、今人なっては必見とまでは言えない気がする。そんなこともあってかこのアーケードの天井付近を使ったジップラインの様な新しいアトラクションも設けられていた。(体に滑車を装着して天井に張られたワイヤーで滑空するもの)フリーモントストリートエクスペリエンスの行われているときに滑空すれば面白いのかもしれない。(体験していないので何とも言えないが)
ダウンタウンはストリップの中心部ではあまり見られない大道芸人達が各種のパフォーマンスを行っていたりもするので、昔のベガスの雰囲気を味わうついでにフリーモントストリートエクスペリエンスも見物するというのがいいと思う。
娘は小綺麗で整備された雰囲気のあるストリップに比べて、雑然としたダウンタウンの感じはあまり気に入らなかったようだ…。

フリーモントストリートエクスペリエンス

映像の華やかさは凄いと思うが、騒々しいとも感じる。洗練されたストリップと比べて、ダウンタウンらしいとも言える。

M&Mワールド

ニューフォーコーナーの大きなコカコーラボトルがあるショーケースと呼ばれる施設にあるM&Mワールド。様々な種類のM&Mチョコレートが様々なパッケージで販売されている。グッズも豊富。
アトラクションとしては3階にシアタータイプの3Dアトラクションが有り、無料で楽しめる。もうかなり古くはなっているが、無料で見せてくれし、4Dっぽい演出もあるので子供連れなら楽しめると思う。シアターの前にはキューが出来ているので、その列に並んで待てば良い。
お隣のワールド・オブ・コカ・コーラではマニアックなコカーコラグッズを多種販売している。

今回のラスベガスでは色々な所に行き、色々なものを見てきたが、ラスベガス旅行の一番の思い出として印象深く残るのは、ベラージオの噴水ショーかもしれない。
ベラージオの噴水は無料で誰でも見られるものだが、あのスケールと音楽による演出は何度観ても素晴らしい。特に水面がライトアップされ、光の演出も加わる日没後は最高だ。
曲毎に変化するので、ラスベガスに来たなら、違う曲で3曲分は鑑賞したい。夜は15分おきにやっている。