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ラスベガスのファストフード[ベガス・ロス旅行記04]


今回の旅行での楽しみの一つが各種のハンバーガー等のファストフード。
とは言っても一日一店、出来れば二日に一店くらいが健康上限界かと思い、ラスベガスではファストフード的な食べ物と、ラスベガスの食の楽しみの代表と言える各ホテルのバフェを中心に食事をした。まずはファストフードの感想を。

今回ラスベガスで食したのは以下の通り。いずれも現地で美味しいと評判の店を前以てリストして、食べに行った。

  • In-N-Out Burger イン・アンド・アウト・バーガー
  • FAT BURGER ファットバーガー
  • Earl of Sandwich アール・オブ・サンドウィッチ
  • Gordon Ramsay Fish & Chips ゴードン・ラムゼイ・フィッシュ&チップス

この他にシェイクシャック(ハンバーガー)とUMAMIバーガーもアメリカの美味しいバーガーで有名だが、いずれも日本に進出していて、都内で食べた事があるのでパス。(シェイクシャックは六本木や新宿等に、UMAMIは青山に出店している)
ファットバーガーも渋谷に出店している。イン・アンド・アウト・バーガーとアール・オブ・サンドウィッチ、ゴードン・ラムゼイ・フィッシュ&チップスは今現在(2018年)、まだ日本には店が無いはず。

イン・アンド・アウトはカリフォルニアを中心に展開しているハンバーガーチェーン店で、ラスベガスではリンク・プロムナードの店が一番行きやすい。これ以外の店舗に行くには車が必要。
噂では米国のハンバーガーチェーンの中では一番美味しいとのことで、リンク店もこの評判通り、いつ行っても激混み。(今回の旅行では気に入って2回行った)
メニューは極めてシンプルなので、何をオーダーするか迷うことは無いが、メニューにない裏メニューも有名なので、その一つ、アニマルスタイルで注文するのがベター。
オーダーにアニマルスタイルと付け加えると、特性ソースがプラスされるのだが、このソースの味こそがイン・アンド・アウトが美味しいと言われる理由の一つの様だし、ほとんどの人がそれで頼むので、何故裏メニューという形式にしているのか謎。
このアニマルスタイルはバーガーだけでなく、フレンチフライ(ポテト)にも適用出来る。(アメリカでは棒状のフライドポテトをフレンチフライと言う。ちなみにイギリスではチップスと言うので、フィッシュ&チップスと言えば魚フライとポテトフライのセットのこと)

インアウトバーガー

ポテトもアニマルスタイルにするとご覧のようにソースとチーズ、炒めたオニオンが…。食べるのにはフォークが必要。

ファットバーガーはニューフォーコーナー近くとプレミアムアウトレット・サウスのフードコートに店がある。
ボリューミーなパテで有名だが、味も肉本来の味を堪能出来るということで人気を得ているらしい。確かにボリューミーなので、日本人ならレギュラーサイズで満腹になる。味は確かにシンプル。特別な味付けらしいものを感じないので、素材の美味しさとはこういうことか…と納得する感じ。フレンチフライはファットとスキニーの2種類が選べ、ファットは太いポテトフライ、スキニーが細切りのよくあるポテトフライ。

ファットバーガー

ポテトはファットとスキニーをそれぞれ頼んでみた。ポテトの量も多いのでハンバーガーが小さく見える。

アール・オブ・サンドウィッチはオーランドのディズニーワールドで食べて美味しいと思ったので、今回も楽しみしていた。ラスベガスの後に行くアナハイムのディズニーにも店があると聞いていたのだが、つい最近閉店してしまったらしいので、ラスベガスで食べておかねばならない。
場所はニューフォーコーナーとフォーコーナーの中心くらいにあるミラクル・マイル・ショップス(プラネットハリウッド・ホテル隣接)の中。ストリップから入ってすぐの場所にある。
The Full Montagu(フルモンタギュー)とThe Earl’s Club(アールズクラブ)の2種類をオーダーしたが、オーランドで食べた時と同じオーダーかもしれない。
それぞれ半分にカットしてくれているので、娘と半分ずつシェア。
変わらず美味しいサンドイッチだが、食べた事がない人に説明するとしたら、ドトールのミラノサンドを具沢山でボリューミーにした感じと言えば近いだろうか。

アールズクラブ

アールズクラブ。このように半分にカットされているので、二人で行くなら違う種類をオーダーしてシェアがお薦め。

ゴードン・ラムゼイ・フィッシュ&チップスはその名の通りフィッシュ&チップスが評判の店。
イン・アンド・アウトと同じリンク・プロムナードにある。
フィッシュ&チップスと言えばイギリスを代表するファストフード。ということで赤い電話ボックスが店の前にあるイギリス風の外観。
フィッシュ&チップスがメインだが、他にシュリンプ&チップスとチキン&チップスもあり、それぞれ飲み物とセットのコンボメニューをオーダーするのが基本。もちろん飲み物にはビール各種も用意されているのはイギリス風。
ソースをCurry & Mango カレー&マンゴー、Sriracha Aioli シラチャー&アイオリ、Southwest Ranch サウスウェスト ランチ、Gordon’s Tartar Sauce ゴードンのタルタルソース、Dijon Mayonaise ディジョンマヨネーズという5種類の中から2種をチョイスするというのも特徴。
フィッシュフライと言えばタルタルが定番なので、ゴードンのタルタルソースとその他試してみたいソースの2種を選ぶのが無難かと思う。

ゴードンラムゼイ フィッシュアンドチップス

盛り付けも丁寧で、色からして油の良さと揚げ方が程よいことが分かる。魚も厚みのある身を使っているのでフワッとした食感で美味しかった。

いずれの店もレジでオーダーと支払いを済ませ、番号の書かれたレシートを受け取り、番号が呼ばれたら受け取りに行く。というファストフード定番のスタイル。
あと、飲み物(ソフトドリンクの場合)もアメリカのファストフードでは定番のシステムで、空のカップを支払いと同時にレジで受取り、ドリンクサーバー(ソーダファウンテン)で自分で注ぐ。

さて、上記4店の中ではイン・アンド・アウト・バーガーが一番美味しく感じた。
シェイクシャックやUMAMIバーガー等の高価なハンバーガー店では美味しい物を出すのは当たり前と思えるが、有名バーガー店の中ではかなり安価なこともイン・アンド・アウトの味の印象を押し上げているかもしれない。
次点はゴードン・ラムゼイ・フィッシュ&チップス。白身魚のフライにポテトフライというシンプルな料理なので、味の決め手は油の良さと揚げ方(もちろん素材も)かと思う。この2点がちゃんとしていると感じたのは高得点。フィッシュ&チップスは本場のイギリスでも食べた記憶があるが、今回食べたものが一番美味しかったように思う。
他の2店も美味しかったが、アール・オブ・サンドウィッチは二度目でインパクトが初めての時よりも薄れた感じ。ファットバーガーは確かに素材の美味しさは感じるが、味がシンプルすぎたかも。

 




ラスベガスのモノレール網[ベガス・ロス旅行記03]


ラスベガスの観光は南北にまっすぐ延びるラスベガス大通り、通称ストリップの移動がメインになる。北はダウンタウン、ストラトスフィアタワーから南はマンダレイベイホテル、タウンスクエアパーク、プレミアムアウトレットサウスまでが一般的に観光客が移動する範囲。
ストリップの中心となる場所、一番の繁華街がベラージオの噴水やパリスのエッフェル塔等がある通称フォーコーナー。ここはまさにストリップのど真ん中辺りの地点。
やや南よりになるが、自由の女神と摩天楼を模した客室タワーと、その外壁を走るローラーコースターで有名なニューヨークニューヨークや、MGMグランドホテルがあるニューフォーコーナーも第2の中心地といった所。今回泊まったエクスカリバーはニューフォーコーナーの一角。

これらの地点を移動するのに主に使うのはストリップを南北に移動する各停のバス、通称DEUCE(デュース)と急行にあたるSDXになるが、モノレールも移動地点によっては活用出来る。
現在主なモノレールは3路線あり、もっとも距離を長く移動出来るが、有料なのがラスベガスモノレール(Robert N. Broadbent Las Vegas Monorail)。
北側からSLS駅、ウエストゲート駅、ラスベガス・コンベンションセンター駅、ハラーズ/ザ・リンク駅、フラミンゴ/シーザーズ・パレス駅、バリーズ/パリス・ラスベガス駅。MGMグランド駅と、現在7つの駅を持っている。
料金は片道5ドル、2回回数券9ドル、10回回数券35ドル、1日券15ドル、3日券40ドルがある。5歳以下は無料。(2018年現在)
この路線、欠点は有料(しかもやや高い)なことと、駅がストリップから遠い場所にあること。いずれの駅もストリップ沿いの各ホテル入り口から200メートル以上は歩かされる。なので、そのホテル自体が目的地ならいいが、ストリップを移動したいだけならあまりお薦め出来ない。
我々は今回自分達が宿泊しているニューフォーコーナーからフォーコーナーのリンクプロムナード(巨大な観覧車とインアウトバーガー等の魅力的な飲食店が並ぶ)への移動の為にMGMグランド駅(ニューフォーコーナー)からハラーズ/ザ・リンク駅の間を何回か利用した。ハラーズ/ザ・リンク駅とフラミンゴ/シーザーズ・パレス駅は比較的ストリップに近い位置に駅があるが、MGMグランド駅は巨大なMGMグランド内をかなりの距離歩かされる。
MGMグランドの中を散策して移動し、リンクプロムナードで食事といった目的での利用だったので、これならまあ利用価値はあると思う。ハラーズ/ザ・リンク駅を出ればそこはリンクプロムナードだし。でもやはり実際の所、「このモノレールに乗ってみる」ということ自体を観光として楽しめないなら、SDX(急行バス)を使った方が圧倒的に便利。そして安い。

ラスベガスモノレール

ハラス・リンク駅から北はストリップに沿ったルートではなくなる。SLS駅で降りればストラトスフィアタワーに歩いて行けそうだが、日中でも人気のあまり辺りを通らなければならないのでお薦めしないし、夏、気温が40度以上あるような日も徒歩は厳しい。

フォーコーナーのベラージオホテルからベラージオ、シティーセンター (アリア、クリスタルズ)を通り、パークMGM(旧モンテカルロ)ホテルを結ぶモノレールも何度か利用した。
このモノレールは無料だが、駅がホテルの奥まった所に作られているのはラスベガスモノレールと同様。なので、一駅区間(ベラージオからアリアとか、アリアからパークMGMとか)ならストリップを普通に歩いてしまった方が断然早いと思う。
ストリップからベラージオに入り、モノレールの乗り場まで行き、モノレールに乗ってパークMGMで降り、パークMGMの中を歩いてストリップに出る…という移動は両ホテル内を延々歩かされるので、これもベラージオで食事をするとか、ショー(O)を観に行くとか、それぞれの駅があるホテル内に用事がある時に利用するのがベストと思う。
ベラージオホテルからパークMGMまでストリップを徒歩で移動しても、この両ホテル間は1キロちょっとしか離れていないので、歩く距離(約1キロ)、かかる時間(約15分)はモノレールに乗るのと同じくらいかもしれない…。まあ、無料なので。

そして宿泊したエクスカリバーからルクソールを通り、マンダレイベイホテルまでを結ぶモノレール。これも無料。
このモノレールはエクスカリバーの駅がストリップからすぐの場所にあって良心的。(ルクソールもマンダレイベイの駅もエクスカリバーほどではないが、上記2つのモノレールに比べればストリップから常識的な位置にある)
今回エクスカリバーに泊まったので、マンダレイベイに食事やショー(バフェとマイケルジャクソンONE、ハウスオブブルースでのゴスペルブランチ)へ行く際には便利に使わせて貰った。
ただ、ルクソール(ピラミッドのホテル)にはエクスカリバーから2階の館内通路を使った方が便利だ。ルクソール駅にはマンダレイベイ駅からエクスカリバーに向かう時にしか停車しない(エクスカリバー→マンダレイベイ→ルクソール→エクスカリバーという停車)というのも理由。
このモノレールはニューフォーコーナー近辺のホテル(エクスカリバーはもちろん、ニューヨークニューヨーク、MGMグランド、パークMGM等)からマンダレイベイに行く際にはとても便利に使える。(マンダレイベイやルクソールの宿泊者がニューフォーコーナーに出たいという場合も)
それ以外の場所からマンダレイベイやルクソールを目指す場合や、マンダレイベイからニューフォーコーナーより北側を目指す場合には最初からバス(DEUCEやSDX)に乗ってしまって、目的地で降りた方が便利だろう。(わざわざモノレールとバスを乗り継ぐ必要は無い)
ただ、ニューフォーコーナーからフォーコーナーにかけては様々な観光施設や飲食店、ショップ等が点在しているので、時間があるなら、エクスカリバーでモノレールを降りたら、フォーコーナー辺りまで(もしくはフォーコーナー近辺からエクスカリバーのモノレール駅まで)徒歩で移動してみるというのも有りかもしれない。
しかし夏場に屋外を10分以上歩くことは止めた方がいい(普通の人は無理)ので、日中、のんびり徒歩で散策出来るのは冬場のみと思う。

ルクソールとモノレール

ピラミッドとスフィンクス(ルクソールホテル)の前を通過してマンダレイベイに向かう無料モノレール。ちなみにルクソールは現地では通用しない。正しい発音は「ラクソー」

ちなみに歩けるならば、北はファッションショーモール(ウィンホテル辺り)から南はニューフォーコーナーまでのストリップ沿いなら24時間、深夜でも問題なく歩ける雰囲気。あくまでもストリップ沿いならということで、ちょっとでも脇道には入らない事と、上記よりも北側、南側には歩いて行かない事が前提。
常にスリや置き引きなどはいるだろうし、夜遅くなると酔っ払いも増えては来るが、強盗に拳銃を突きつけられる様なことはない。東京の新宿、渋谷といった繁華街を想像して貰えれば近いかもしれない。
ファッションショーモールとフォーコーナー間が約2キロ、フォーコーナーからニューフォーコーナー間も約2キロくらい。

モノレールは上記以外にもミラージュとTI、サーカスサーカスホテルの本館と別館を繋ぐ近距離モノレールがあるが、それはそれぞれのホテル宿泊者のみしか使わないだろう。




エクスカリバーにチェックイン[ベガス・ロス旅行記02]


娘と二人では初めてだが、エクスカリバーホテルに泊まるのはこれで4回目くらい。
もうかなり古めのホテルだが、設備と立地を考えれば安さが魅力。
いつものことだが、15時から20時くらいの間はチェックインカウンターは長蛇の列。機械でのチェックインも出来るのだが、部屋位置をリクエストしたいのでおとなしくチェックインカウンターに並ぶ。(機械はかなり空いている)

列の長さから1時間くらい待たされるかと思ったが、30分ほどで順番が回ってきた。
リクエストしたいのは出来るだけ高層階の、外側を向いた部屋。内側向きだとお城の塔が邪魔で高層階でも景色は最悪。
客室タワーはロイヤルタワーとリゾートタワーという2棟があるが、今回予約しているのはリゾートタワー。ロイヤルタワーの方がリノベーションで綺麗らしく料金高め。
しかし我々はプールに近いリゾートタワーの方が良かったので安めのリゾートタワーで十分。

割り当てられた部屋は14階とあまり高層階とは言えないが、外向きの部屋。山側だと夜景が綺麗なのだが、山側ではなくニューヨークニューヨークホテル側。
まあ、これはこれでラスベガスらしい景色が見られるので可とした。

エクスカリバー

左右それぞれのタワーが客室棟だが、ご覧のように内向きの部屋だとお城の塔しか見えない。しかも近くで見るととても安っぽい。

クレジットかカードを登録してあるので、チェックアウトは特に必要無し。以前から手続き無しのエクスプレスチェックアウトが可能であったが、カードキーを専用の封筒に入れ、その封筒にエクスプレスチェックアウトする旨のマークを入れ、サインしてエレベーターホールのキードロップに入れていた記憶がある。が、現在はカードキーは記念に持ち帰ってもいいようで、何もする必要はなさそう。
もちろん確認したいことや領収書がその場で欲しい場合はカウンターでチェックアウトする必要がある。
部屋料金や部屋付けの飲食等の料金は毎日テレビでチェック出来るので、都度チエックしておけば安心。もし身に覚えの無い料金があったらカウンターに行って問い合わせればいい。(部屋のテレビに日毎の料金が出るまではタイムラグがあるので注意)

チェックインが済んだら広いカジノフロアを通り、リゾートタワーのエレベーターへ。
エレベーターは低層階から中層階までと中層階から高層階までが別々に各3台ほど稼働している。
ラスベガスの巨大ホテルは朝夕のエレベーター待ちが酷いと言われているが、滞在中、5分以上待たされるような混雑には遭遇しなかった。大抵は1分以内、待たされても3分以内には乗れたと思う。

部屋はキングサイズのベッド一台なので広々している。ツインだとクイーンサイズ2台が同じ広さの部屋に入っているのでやや手狭な感じになる。キングサイズは広いので、親子二人で寝てもかなり余裕。もし1台のベッドで問題ない場合はキングサイズベッドの部屋をお勧めする。

ラスベガスのホテルの常識通り、冷蔵庫は無し。昔からラスベガスのホテルは冷蔵庫無しが一般的で、冷たい物がほしければカジノに行けば無料だよ(実際にはカクテルガールへのチップは必要)というシステム。だが、今回はカジノフロアに行けない(通過しか許されない)子供もいるので出来れば冷蔵庫が欲しかった。
最近オープンした高級目のホテルには冷蔵庫も用意されている事が珍しくなくなったらしいが、予算を優先したので仕方が無い。
その代わり各フロアに大型の製氷機が用意されているので、それを使って凌ぐことにする。(食品を冷蔵しておく様なことは出来ないが、冷たい飲み物を飲むという用途だけなら大きなアイスペールも部屋にあるので問題はない)

WI-FIは問題なく使えた。スピードもそれなりで不満のないレベル。以前はネット接続別料金だったが、今はリゾートフィーという謎の追加料金(部屋代、税金とは別に必ず加算される、飛行機の燃油サーチャージに似た感じのもの)に含まれている。
このリゾートフィーにはWI-FIの使い放題以外にプールの使用料やビジネスセンター、フィットネス等の使用料等も含まれているらしいが、プールは昔から宿泊者は無料で使えた様な気がするのだが…。
昔、部屋料金に税だけで泊まれた頃は、ラスベガスと言えば豪華なホテルに日本のビジネスホテル並かそれ以下の料金で泊まれる所という魅力があったが、この謎のリゾートフィーという料金が付加されるようになり、割安感があまりなくなってしまったのは残念。

古いホテルなのでトイレや洗面、シャワーの排水などをすぐにチェック。もし問題があればすぐに部屋を変えて貰うのが得策。今回は問題なかった。ちなみにエクスカリバーはスイートなどの一部を除いてシャワーブースのみでバスタブは無い。(アメリカのバスタブはとても浅いことが多く、湯を張ってもあまり入った気にならないのでシャワーのみで個人的には十分。かえって体を洗うスペースが広く確保出来るのでシャワーブースのみで問題はない)
エアコンの動作もOKだったが、そこは古い機械なので作動音がやや大きいことは我慢。

プールはリゾートタワーをカジノフロア(1階)に降りればすぐ。
入り口でルームキーを提示してタオルを受け取るシステム。どこのホテルも同じだが、別のホテルのプールは利用出来ないようになっている。
エクスカリバーは料金の割にプール施設は広々している。子供用だがスライダーもある。
更衣室等は無いので部屋で水着に着替え、水着のまま部屋に帰るシステム。子供は水着のまま行き来しているし、大人はTシャツ等を水着の上に羽織って行き来している。

エクスカリバーのプール

プール施設の広さ、快適度ではマンダレイベイ、ミラージュ、フラミンゴに次いでベスト5には入ると思う。ラスベガスでは豪華ホテルでもプールがショボい所が多い。

エクスカリバーは2階にフードコートやコンビニ(飲料やスナックを販売)、ルクソールへの通路等があり、地下には子供用のカジノと言う感じのゲームセンターがある。このゲームセンターの存在はかなり特徴的で、これと同じ様な施設は私の知る限りでは他にニューヨークニューヨークとサーカスサーカスにしか無いと思う。
システムは以前、グアムの旅行記で紹介したチャッキーチーズというゲーセン兼ファミレスと同じで、専用のコインを買い、それを使ってゲームをすると、得点や勝敗に応じてチケットがゲームマシンから排出される。そのチケットを集めて専用のカウンターマシンで枚数を数え、枚数が記載されたレシートと引き換える。レシートに記載の枚数に応じて景品交換所で景品と交換出来る。
しかしチャッキーチーズ同様、景品に欲しくなる様な物はほとんど無い。よほど枚数を貯めない限り、景品は百均の玩具以下のものばかりだ。
まあ、ゲーセンと考えればリーズナブルに遊べるので、子連れには有難い施設だと思う。(娘は既にグアムのチャッキーチーズで飽きてしまったようで30分ほど遊んで退散)

今回、カジノで遊ぶ時間はあまり無いとは思うが、一応カジノ内のMlifeのカウンターでMlifeのカードを作っておいた。既にネットでメンバーになっているので、その会員番号とパスポートを提示すればすぐにプラスチックカードを作ってくれる。
このカードにMlife系列のカジノ(エクスカリバーの他、MGMグランド、ニューヨークニューヨーク、ルクソール、マンダレイ・ベイ、パークMGM(旧モンテカルロ)、アリア、ベラージオ、ミラージュ、サーカスサーカス等)でゲームをする度にポイントを貯められる。(マシンならカードスロットに挿入し、テーブルゲームの場合はディーラーに手渡す)
貯めたポイントは景品や系列ホテルのバフェの割引等に使える。
依然と変わっていたのはスロットマシンなどで勝ってもコインが出てくることはなくなっていたこと。勝った金額が記載されたチケットが出てくるので、それを使って別のゲームをしたり、キャッシャーで換金したり出来る。昔はコインバケツという大きなカップにコインをジャラジャラ入れて持ち運んだいたのだが、時代は変わっていた…。